2023年を振り返り
改めまして2023年は皆さまに多大なるご理解、ご声援を賜り誠にありがとうございました。
2023年も名古屋昭和交響楽団は大きな発展の年となりました。
2月26日(日)には第4回 定期演奏会【豊潤な響きに酔う】 を開催しました。
第4回定期演奏会では、全国のプロオーケストラで活躍されている竹本泰蔵先生にお越しいただきブラームス交響曲第1番、チャイコフスキーの白鳥の湖などを演奏しました。
竹本先生の素晴らしい音楽の世界観、素晴らしい指揮はお客様と共に奏者までも心奪われる演奏会となりました。
また、名古屋昭和交響楽団の活動理念のひとつである演奏活動で地域に貢献する活動を今年も行いました。
3月25日に昭和区白金児童館においてコンサートを開催しました。
「演奏中の出入り、泣いてもOK」をテーマに0歳児から楽しめるコンサートと、小学生に楽しんでもらうコンサートを開催。手が届くような距離での演奏もあり、活動理念の一つ「昭和区の子どもたちに心の豊かさを育む機会を提供する。」を実現するコンサートとなりました。
8月12日には第3回サマーコンサートを開催しました。
昨年に引き続き3回目となるサマーコンサートでは「午前の部 0歳からのオーケストラコンサート」「午後の部 みんなで楽しむオーケストラコンサート」として1日2公演開催しました。
今年はジブリパークが開業したことを踏まえてとなりのトトロなど親しみのある曲を多数演奏しました。また初めてとなる指揮者体験コーナー等、来場いただいた皆さんと音楽を通じて交流する新しい試みも多数挑戦しました。
8月30日には本年2回目となる白金児童館コンサートを開催しました。
これまでは土日の休日に開催をしておりましたが、平日に児童館をご利用いただいてる皆さんにもオーケストラを聴いてほしい、というご要望から夏休み最後の平日に開催して、大変多くの方にご来場いただけました。
公園奏楽堂での演奏は2回目です。地域の一員として参加することができました。
9月19日には名古屋市立滝川小学校の芸術鑑賞会にて出張コンサートに出演しました。
名古屋市昭和区にある名古屋市立滝川小学校において、同校PTA主催芸術鑑賞会にご依頼をいただき名古屋昭和交響楽団が演奏を行いました。初めての試みとなる本公演は全校生徒の貴重な授業時間の1コマを小学校体育館でオーケストラが出張してコンサートを開催するものです。
「コロナ渦でずっと我慢をしてきた子どもたちにオーケストラの演奏を目の前で楽しんでほしい」という主催者の気持ちのとおり、鑑賞いただいた小学校の皆さんはとても楽しそうにコンサートを楽しんでもらうことができました。
コンサートの途中では手拍子と足踏みで演奏に参加するボディパーカッションコーナーなど様々な企画をしました。
また滝川小学校の校歌に特別にオーケストラアレンジを今回の演奏会のために作曲をして演奏をしました。いつもピアノ伴奏で歌っている校歌をオーケストラで聞くとその演奏迫力の違いに小学生の皆さんの目が輝いていました。
翌日の中日新聞朝刊に取り上げていただきオーケストラにとっても大変貴重な経験となりました。
2023年もオーケストラとして多彩な音楽活動や地域での演奏貢献活動を行いました。
演奏活動で地域貢献をするという理念を実現できた1年であったと思っております。団員をはじめたくさんの皆さまからご理解をいただき活動を続けることができました。
来年2024年もさらなる飛躍を目指す1年にしたいと思っております。
ゲストコンサートマスターの平光真彌先生、年間を通じてご指導いただきました岡田望先生を始め、多くの皆さまにお力添えをいただけました。お礼申し上げます。
そしてコンサートやイベント等にご来場いただきました皆さまに心よりお礼申し上げます。
来たる2024年には3月3日(日)に第5回定期演奏会、9月1日には第4回サマーコンサートを開催します。
来年も名古屋昭和交響楽団は地域社会の一員として皆様に愛されるアマチュアオーケストラを目指して劇場内外で様々な演奏活動を行っていきます。どうぞ活動へのご来場・ご支援のほどお願い申し上げます。
本年も誠にありがとうございました。