第3回定期演奏会-光の射す方へ- 開催御礼
名古屋昭和交響楽団では、去る2月20日(日)に昭和文化小劇場にて、第3回定期演奏会-光の射す方へ-を開催いたしました。
大変多くのお客様にご来場賜りましたこと、心より御礼申し上げます。また当日券が開演前に完売となってしまい、ご来場いただいたにも関わらずご鑑賞いただけませんでしたお客様にはお詫び申し上げます。
本公演では、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策を行ったうえで、客席は全ての座席をご来場いただける状況にしての公演となりました。
コロナ禍において、活動が始まった名古屋昭和交響楽団ですが、今回の演奏会にて初めて客席を100%販売する形での公演開催となりました。
本公演指揮者の水戸博之先生に執筆いただいたプログラムノートより一文を抜粋します。まさに本番に向かう団員の心境を代弁していただいているともいえます。
今、この混沌とした状況の中で、我々はどこに向かうのだろうか。もしかするともう二度と以前のようには戻れないのかも知れない。果たしてそれは進化なのか、そうではないのか。しかし、そのような中だからこそ、この先の道を照らしてくれる光を心のどこかで探しているように感じる。
~中略~
音楽は、時代や国境を越えて、人が人である限り誰しもがそれを享受する事ができる普遍的なものであり、少し極端に言えば、光を探し求め向かっていく様を描いているとも言えるかもしれない。今回のプログラムによる光が射す方への旅路は、きっと今の我々に大きく響くものがあるのではないだろうか。
全文は下記URLよりご覧いただけます。
第3回定期演奏会プログラムノート
また今回は名古屋昭和交響楽団として初めての協奏曲に挑戦をしました。愛知室内オーケストラで活躍中の向なつきさんにご出演いただき、グリエール作 ホルン協奏曲を演奏しました。名曲ながら演奏難易度等から演奏機会が少ない曲をプログラムとして取り込むことができました。
オーケストラとして初めての協奏曲の演奏となり、ソリストと共に演奏するいつもとは異なった難しさを知る経験となりました。
演奏会の動画は引き続き、公開中ですので、ぜひご覧ください。
第3回演奏会見逃し配信(YouTube)
さて、本番の公演日までの間、新型コロナウイルス感染症対策を可能な限り実施してリハーサル等実施してまいりました。マスクの着用や空気清浄機・サーキュレーターの使用、昭和文化小劇場に仮設舞台を設営してソーシャルディスタンスを確保するなど、様々な対策を実施したうえで、団員が一丸となって、演奏会に向けて精一杯、努力を重ね、無事に演奏会を開催することができました。
演奏会開催まで、指揮者の水戸博之先生、ゲストコンサートマスターの平光真彌先生、オーケストラトレーナーの岡田望先生から丁寧にご指導をいただいて演奏会を迎えることができました。この場を借りて団員一同、心から御礼申し上げます。また、ソリストとして素敵な音色を響かせていただいたホルン・向なつき様、公演を後援いただきました愛知室内オーケストラ様、また、私共と共に開催に向けてご協力をいただきました昭和文化小劇場の皆様に御礼申し上げます。
名古屋昭和交響楽団の今後の活動としては2022年8月21日(日)に第2回サマーコンサートを予定しております。
是非ご来場いただけますことを、団員一同お待ちしております。
今後とも名古屋昭和交響楽団では皆さまにオーケストラの魅力を伝えられるよう取り組んでまいります。引き続きお力添えをいただけますよう、簡単ですが御礼の言葉とさせて頂きます。
名古屋昭和交響楽団
団員一同